
令和七年長月小望月卯刻、 (2025年11月4日18時)冬の訪れを告げる肌寒い夜、御焼香の煙がただよう厳かな空間に、日本の僧侶と、在日ミャンマー僧侶の読経が響く中、光り輝く大仏の御前で、地震で崩れた日緬インパール作戦犠牲者の仏塔の赤土のがれきを絵具に用い、画家のUmi.女史が描いたミャンマーの国鳥孔雀を蓮座に、鎌倉大仏の御本尊である阿弥陀如来を「キリク」と言う梵字にて顕し、高徳院住職に魂入れして頂きました。
ミャンマー僧侶からの言葉
「お互いの貧困や不幸を願うことから解放されるよう祈ります。」
「戦争を止める最善の方法は、すべての生き物が慈無量心/愛を育むことです。」
「人が他人を、力のある者が弱い者を傷つけてはいけません。四無量心の発展と人々の相互理解を通じて、平和な世界が築かれることを祈ります。」
鎌倉大仏は、ミャンマーの人々にとって大切な聖地です。その御前で、法要を行い平和への祈りの言葉を発信することは、大きな意味を持ちます。この祈りと日本からの支援が、ミャンマーの人々の「心と魂の復興」の一助となること、世界に平和をもたらすきっかけになることを願います。
umi. doodle 鎌倉大仏平和祈願アート奉納

